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2018年 9月 4日 夏休み明けの勉強~その2~
皆さんこんにちは、下北沢校担任助手2年の井上です
最近悪天候が多いですね。
夏が終わって、いよいよ受験シーズンに向かっているような、そんな雰囲気を感じます
この悪天候は、昨日の秋山さんのブログにあった通り”勉強のチャンス”とポジティブに捉えられますね。
「晴耕雨読」という言葉にある通り~、と秋山さんは言っていました。
【晴耕雨読】
実はこの私、こう見えて小さい頃から大の読書好きなのです。
小学1年生のときに始めて文庫本を手にしてから、これまで数え切れないほどの本を読んできました。
高校生になってから段々と量は落ちていきましたが、それでも印象に残っている本は今でも読み返すことがあります。
本に限らず、好きなマンガやドラマ、アニメなど、思い浮かぶものが一つはあると思います。
そして、そのストーリーの内容は(特に何回も見返したり読み返したりしたものに関しては)
細部まで覚えていることが多いのではないでしょうか?
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さて、ここで今日のブログのタイトル、”夏休み明けの勉強”に話を移します。
今日お話しするのは”歴史の勉強”に関してです。
夏休みまでに何とか主要科目に関してある程度の実力をつけた皆さんが直面しがちな課題が、いままで大変大変と目を背けてきた歴史の勉強です。
最近よくそんな生徒達に歴史の勉強法について話すことが多いのですが、この歴史の勉強に関して迷っている人はたくさんいるはずです。
そういった考えを持っている生徒の一番の原因は
”覚えることが多くて大変”という考えをもってしまっていることなのです。
そう思ってしまうのは、歴史をただの暗記科目として認識してしまっているからなのではないでしょうか??
私が東進に入学した時、最初の面談で担当だった方に言われた事を今でも覚えています。
「君は好きなドラマや漫画ってある?例えば、その中の主人公が最初に事件を解決したのってどういうシーンでどういう内容だったか多分覚えているよね?歴史の勉強っていうのは簡単に説明するとこういうことなんだよ」
つまり、歴史は ”暗記の科目” ではなく ”ストーリーを解釈する科目”である、ということです。
歴史に苦戦しがちな人の傾向として
・一問一答の問題集を暗記したけど結果テストで点がとれない。
・暗記マーカーを使って単語をたくさん覚えたけど問題をみると出てこない
ということがありますが、共通して言えるのは
意味を分からずに(もしくは分かった気になって)単語をただ暗記しているだけの勉強になってしまっているということです。
歴史は、ただの暗記科目ではありません。もちろん暗記は大事ですが、その前に大事なことは
”物語としての歴史を理解する”という作業を踏むことなのです。
自分も夏が開けた9月、もう一度全範囲教科書を読み込み直しました。
そうすれば、”覚えることがたくさんで大変”と思っていた歴史で
”気が付いたら暗記していないのに単語が頭に入っていた”と思える感動の瞬間が来るはずです
ここで初めて、”分かった気になっていた”という箇所に気付くはずです。
是非今一度、実戦してみてください!